店舗・商業施設
京都府 中京区 京の焼肉処 蓮蔵
築100年の京町屋が
洗練された和モダンな
焼肉店に
元々、鉄板焼きのテナントだった物件。
新しいオーナーになり、焼き肉店に大改造することに。
京町屋だった建物は奥行も長く、中庭もある趣のある物件。
デザイナーとのコラボで大々的にリフォームした。
DATA
エリア:中京区
予算:3980万
構造:木造2階建て
築年数:100年
設計:MOAI
施工監理:キャンバスホーム
外観と内装にこだわりがあったので、デザイナーさんとたくさん話し合いを重ねました。
それをキャンバスホームさんに施工して貰い、イメージパース通りの仕上りになったのでとても満足しています!ありがとうございました。
外壁面はジョリパットで仕上げ、その上から格子を取り付けて京都の景観に馴染むようにした。その格子の間隔を下から徐々に広くしていき間接照明でライトアップしている。 店名はスチールの切り文字で、正面発光タイプで作成している。
レジだったスペースをゆとりのあるエントランスとし、レジは少し奥まったところに移動。造作のコートかけと、ゆとりのあるエントランスで、混雑時も外ではなく中でお待ちいただけるようになった。
カウンター席のテーブルは、オルトレマテリアと呼ばれるイタリアの左官材料で仕上げている。曲げに強く、表面強度があり、高い意匠性があるので、とても綺麗に仕上がっています。 テーブル席の方は、大工さんが1本1本作った格子で緩やかに廊下と視線を遮り、落ち着いた空間で食事を楽しめるようになっています。
2F客席の手前席は個室がメイン。目線の高さまである格子は1F同様、大工さんの手作りです。奥に進むと少人数でも大人数でも使用できる席になり、そこにあるベンチは全て家具屋さん作成のもの。 左官で仕上げた壁と、京町屋の屋根裏の構造が見える客席になっています。
トイレは汚れてもお掃除しやすいように、床の塩ビタイルを高さ80cmまで張り上げた。障子も耐久性に優れているワーロン和紙に貼替え。 手洗いボウルや便器は再利用した。